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花粉飛散期にもコンタクトレンズを装用している人は、装用頻度を抑えている人も含めると98.4%、さらに、91.3%が花粉飛散期もできればコンタクトレンズの装用を続けたいと思っており、コンタクトレンズユーザーのレンズ装用意向が高いことが明らかとなりました。
コンタクトレンズの装用を続ける理由は、「いつもコンタクトレンズなので、メガネを使用するのは不便を感じるから」(42.2%)、「メガネを使用したくないから(見た目が気になる)」(31.2%)が多く、花粉飛散期とはいえ普段のライフスタイルや見た目が変わることへの抵抗感や不便さを感じていることが分かります。
一方、コンタクトレンズユーザーは花粉飛散期には普段よりも、「目の違和感や、コンタクトレンズ装用感の低下」(78.7%)、「目の乾燥感」(54.7%)を感じています。
実際に1日のうちでコンタクトレンズを新しいものに取り換えることがあるかを聞いたところ、“1日使い捨てタイプ”ユーザーでは「ある」「時々ある」人が3割(30.8%)に上ることも分かりました。
“2週間交換タイプ他(1ヶ月、1週間連続装用を含む)”のユーザーの場合でも、半数以上(54.0%)が、花粉飛散期にコンタクトレンズの交換期限前にもかかわらず、見え方や装用感の低下を感じてレンズを取り換えたり、取り換えたいと思っていることが分かりました。
2週間交換タイプなどのコンタクトレンズは毎日のレンズケアが必要ですが、花粉がレンズに付きやすい花粉飛散期に、こすり洗いなどのレンズケアを普段よりも丁寧に行っているかを聞いたところ、55.7%は「いつもより丁寧に行っている」と答えました。
つまり、44.3%は「普段と変わらないケア」しか行っていないことが明らかとなりました。
また、汚れについての質問に、花粉飛散期に普段よりも「コンタクトレンズの汚れが気になる」と回答した割合は、“1日使い捨てタイプ”ユーザーに比べて“2週間交換タイプ他”ユーザーの方がやや高い傾向にありました(72.7%)。
昨春よりも花粉飛散量が多いと予測されている2011年に向けて、どのような花粉症対策を行うかを聞いたところ「早めに薬を飲む」(61.8%)、「早めに医療機関を受診する」(59.7%)といった、早めの花粉対策を考えている人も多いようですが、花粉対策としてあげられる「1日使い捨てタイプのコンタクトレンズに変える」は29.7%に止まりました。
また、花粉症治療のために「眼科」を受診するコンタクトレンズユーザーはわずか12.3%と耳鼻科などに比べて少なく、“目”の花粉対策に対する意識は比較的低いことが分かりました。
花粉飛散期は目に入った花粉がコンタクトレンズに付着し、常に目の中にとどまる状態になるため、アレルギー症状を持つコンタクトレンズ装用者にとって特につらい季節となります。
花粉症の症状によってはコンタクトレンズの装用を中止することが必要ですが、工夫することによってコンタクトレンズを快適に使い続けることも可能です。
花粉飛散期にコンタクトレンズを少しでも快適に装用するためには、毎日しっかりとケアをして「レンズを清潔に保つ」ことが、最も重要なポイントです。しかし、コンタクトレンズに付いた汚れを完全に落とすことは難しいため、レンズに付着した花粉などの汚れをレンズと一緒に捨ててしまえる“1日使い捨てタイプ”のレンズに切り替えることは、花粉対策の一つといえるでしょう。
また、“1日使い捨てタイプ”であれば、その日の症状によってメガネと使い分けたり、1日のうちでも新しいレンズに交換しやすいこともメリットです。普段は違うタイプのレンズを装用している人は、花粉飛散期だけ“1日使い捨てタイプ”に変更することでも良いでしょう。また、花粉症の人は目も乾きやすくなりがちなので、乾きにくいタイプのレンズも選択肢の一つです。
2週間交換タイプなどケアが必要なレンズの場合は、特に気をつけてレンズケアを行う必要があります。花粉飛散期はレンズに付いた花粉を落とすために、まずすすいでから、こすり洗いを行ってください。そうしないと花粉がレンズにすり込まれてしまうことがあります。
本格的な花粉飛散期に向けて、花粉症のコンタクトレンズ装用者が目の症状について相談する場合には早目に“眼科”を受診してください。正しい“目”の花粉対策でつらいシーズンを乗り切りましょう。
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